くさやについて

  • 八丈島で水揚げされた魚

    八丈島で水揚げされた魚

  • 代々続く秘伝のくさや汁

    代々続く秘伝のくさや汁

  • 島酒の肴に最高の一品

    島酒の肴に最高の一品

奇跡の発酵食品くさやの由来

江戸の昔から、300年以上の伝統を受け継ぐ〝くさや〟。
かつて伊豆 の島々では、保存食として魚を塩でまぶし、天日で干す加工法を利用していましたが、当時は貴重品であった塩を節約するため、同じ塩水に何度も魚を漬けているうちに、塩水に魚のエキスが加わり、塩汁(くさや汁)が出来たと言われています。
八丈島の〝くさや〟は昔、元祖である新島より、〝くさや汁〟を分けてもらい、くさや加工者が長年かけて繰り返し調合を重ね、各々独自で秘伝の汁を完成させたもの。独特の匂いも、病みつきになる美味しさも、くさや菌発酵液の〝くさや汁〟ひとつで決まると言われ、作り手のこだわりが凝縮されています。
八丈島では健康と長寿の秘訣として日頃より食卓にのぼり、冠婚葬祭には欠かせない食品として継承されています。

くさやの特徴

八丈島産は、
肉厚で柔らかく、
匂い控え目で
食べやすいと
評判です。

八丈島近海で
獲れた生きのよい
青むろあじ、とびうおを
使用した
地場産品です。

何百年も前に
新島より伝わったとされる
「くさや汁」を長年育て続け
今では八丈島独自の味を
つくりあげました。

八丈島近海で
獲れた魚を
加工した「くさや」は
現在、
八丈島だけです。

くさやのイメージ

くさやの製造方法

おいしい焼き方

くさやは弱火で裏面(皮が付いている面)を7、表面(開いた面)を3ぐらいで焼くのが最もおいしい焼き方です。必ず裏面から焼きましょう。コツは少々生かなと思うぐらいで丁度いいです。 焼き過ぎは硬くなり、おいしくありません。オーブンでは、大きい青むろあじのくさや、飛魚は180℃で18~20分、小さいくさやは150℃で13~15分で焼くと、いい感じに焼けます。

おいしい食べ方(当然、焼きたてをそのまま食べるのが一番!)

  • 1.
    焼きたてのくさや、もしくは焼きくさやを細かくちぎり、お茶漬けとして
  • 2.
    焼いたくさやにレモン汁、酢を少量かけて、甘めが好きな方は醤油、味醂をかけて
  • 3.
    焼きたてのくさや、もしくは焼くさやを細かくちぎり、茹でた明日葉(ほうれん草も可)などの野菜とマヨネーズ和え。お好みで七味唐辛子をかけて、何なら野菜がなくても
  • 4.
    骨をとり、細かくちぎったくさやを、適当な大きさにして、チャーハンの肉の代わりに入れて
  • 5.
    骨をとり、細かくちぎったくさやを、長ネギや玉ねぎの荒みじん切りを加え、ごま油と醤油をかけ、よくなじませ、サラダとして。厚揚げや豆腐の上にのせて食べても
  • 6.
    骨をとり、細かくちぎったくさやを、ピザの上にのせてツナやアンチョビの代わりに